イリオモテモリバッタ
Traulia ornata iriomotensis (Yamasaki, 1966)


 西表島の森林や林縁に生息していて日本一美しいバッタと言われています。
 ただし、若齢幼虫の時は体色が地味な茶色で、成長するにつれて派手な模様が浮かび上がってきます。
 食性は大変広くて様々な植物や野菜を食べ、カメの餌などの人工飼料にも餌付きます。
 飼育は簡単で鑑賞用にも優れた種なので、多くの昆虫館で飼育されています。
 管理人はスネアオ型を発見できませんでしたので、今度機会があったらリベンジしたいです。


幼虫オス (2011/09/22)
9月に西表島に行った際は、ほとんど若齢幼虫〜終齢幼虫で、成虫は数える程しか確認できませんでした。


成虫オスと成虫メス (2012/09/28)
オンブバッタのように体長の性差が大きいです。


成虫メス (2012/10/31)
産卵意欲はありますが土の高さが足りないと中断してしまいます。


孵化幼虫 (2012/07/01)
褥盤が発達しているため体が軽いうちは垂直なガラス面にも掴まることができます。
若齢幼虫は体色が地味な茶色でスネもまだ発色していません。
食欲が旺盛でどんどん成長していきます。


成虫メス (2012/07/12)
多摩動物公園の昆虫園やぐんま昆虫の森でスネアオ型を見ることができました。
とても綺麗で、管理人も西表島に行って採集・飼育したいと思います。


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