ツシマコズエヤブキリ Tettigonia tsushimensis (Ogawa, 2003)
対馬全域に生息しているコズエヤブキリです。
コズエヤブキリの中では唯一記載され、学名を持っています。
対馬では数が多く生息していてヤブキリ類の中では一番よく見かける種です。
生息環境 (2013/07/29)
山林の樹上に広い範囲で生息しています。夜になると至る所から鳴き声が聞こえます。
成虫メス (2013/09/02)
小型で体色も濃く黒点も目立つので他のヤブキリとはすぐ区別がつきます。
また、管理人は相当な数を見ましたが褐色型や黒化は1匹も見つけられなかったので、
もしかすると緑色型のみで褐色型や黒化は出現しないのかもしれません。
成虫メス (2013/07/28)
夜間に路上で轢死した昆虫を食べている事も多いです。
昼間で樹上をビィーティングするより、夜間に林道をドライブしたほうが効率よく採集できます。