オオセンチコガネ(近畿山地個体群)
Phelotrupes auratus auratus (Motschulsky, 1857)

 近畿山地に生息しているオオセンチコガネは、体色に青味が強くルリセンチコガネと呼ばれています。
 春日山や奈良公園が有名な多産地で、鹿の糞にたくさん集まっていますが両産地とも昆虫採集は禁止されています。
 体色に緑色が混ざる個体がほとんどで、完全な青色の個体は20匹に1匹程度です。
 動物の糞に依存しているため累代は困難ですが、成虫のキープだけなら昆虫ゼリーでも可能です。


成虫 (2012/05/20)
撮影時にストロボを焚くと光が吸収されて体色が暗くなってしまいます・・・。


成虫 (2012/05/20)
裏側まで綺麗な体色をしています。


Copyright (C) 2012- mushihachu, All Right Reserved.
当サイトの全部又は一部及びそのコンテンツの無断使用、転載、改変を固くお断りします。
inserted by FC2 system