シロオビアリヅカコオロギ Myrmecophilus albicinctus (Chopard, 1924)
南西諸島に生息している好蟻性のコオロギです。
自力では餌を取ることができないためアシナガキアリから餌を貰っています。
そのためシロオビアリヅカコオロギを飼育するにはアシナガキアリも一緒に飼育する必要があります。
成虫オス (2013/08/11)
翅は完全に退化していてありません。腹部の白帯が大きな特徴です。
とても俊敏でアリの巣の中を自在に歩き回ります。
成虫オス (2013/08/04)
頻繁にグルーミングを行い、アリの匂いを自身に付けています。
これにより、自分をアリの仲間だと思わせています。