タンボコオロギ Modicogryllus siamensis (Chopard, 1961)
畑の脇など水分の多い農道に多く生息しています。
幼虫越冬する種で1化目は6月には鳴き始め、2化目は11月まで鳴き続けるため長い期間鳴き声が楽しめます。
野外では1化目の方が数が多いように感じます。
生息環境 (2013/06/22)
この場所では特に枯草の下に多く、踏み出し法でタンボコオロギを路上まで飛び出させてから捕獲しました。
成虫オス (2013/07/06)
1化目ですが8月上旬まで生きていました。
鳴き声はジィッジィッと特徴があり、カエルの鳴き声と勘違いしている人もいると思います。
成虫メス (2013/07/06)
1化目のメスは飼育下では8月下旬まで生きていて寿命が長いです。
飼育下では周年発生化して多産するためあっという間に増えます。
若齢幼虫 (2013/07/06)
外見は特徴が無いので野外で同定する際は採集場所で判断するしかないと思います。