トノサマバッタ(対馬大型個体群)
Locusta migratoria (Linnaeus, 1758)


 対馬に生息している巨大なトノサマバッタです。
 とても大きくて本土のトノサマバッタとは別種のように思えます。
 この巨大化は、対馬の全ての個体で起こるのではなく遺伝や生息環境などの条件があるように思えます。
 本土個体よりも若干大きい程度の個体はよく見られるのですが、特に大きい規格外の個体は数が少なく生息場所も局地的です。


終齢幼虫メス (2013/06/09)
終齢幼虫の時点で本土の成虫個体よりも大きいです。
通常の大きさの個体は、ほとんどがまだ若齢幼虫だったので、大型な個体は若干発生時期が早い気がします。


成虫ペア (2013/07/27)
対比がないため写真では分かりにくいのですが、本土のトノサマバッタより2周りは大きいです。
私が採集した最大の個体ではオスは74mm、メスは81mmありました。


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