ショウリョウバッタモドキ Gonista bicolor (de Haan, 1842)
全国的に本種は局地的な生息をしているようですが私の自宅周辺は普通に見られる種です。
自宅周辺は埋立地で特に自然が豊かではないのですが、イネ科植物が繁茂する明るい草地に
ショウリョウバッタやマダラバッタなどと混生しています。
南方では大型化することが知られていて、南西諸島や八丈島で本種を見たときは
本州産と比べてとても大きくて驚きました。
生息環境 (2012/08/18)
自然度が低く生態系も貧弱ですが、たくさんのショウリョウバッタモドキが見られます。
亜終齢幼虫メス (2012/07/29)
人の気配を感じると葉の裏側に隠れる習性があるため野生個体の撮影には少し苦労します。
また、メスは背中が赤くなる傾向があります。
成虫オス (2012/08/18)
よく飛翔しますが飛距離は短く跳躍力が弱いため、わりと簡単に素手で捕獲できます。