カワラハンミョウ(太平洋側亜種) Chaetodera laetescripta circumpictula (W.Horm, 1983)
全国に広く生息していましたが、生息環境である良質な河原や海岸が失われて絶滅の危機に瀕しています。
生息が確認されているほぼ全ての都道府県でRDBに登録されていて、既に絶滅してしまった場所も多いです。
カワラハンミョウには以下の2亜種に分けられています。
・中部以北日本海側及び太平洋側亜種 (本ページで紹介している亜種)
・西日本の日本海側
生息環境 (2012/07/30)
局地生息で数もそんなに多くありません。
ヤマトマダラバッタと混生していますが、本種のほうが若干海寄りでしょうか。
漂流されてきた死骸や海浜昆虫を捕食していると思われます。
成虫メス (2012/07/30)
前翅の白色紋は地域変異が大きく、たとえ同一の産地でも微妙に模様が違っていたりします。